笹塚diary

渋谷区笹塚を愛し、この場所で生活するシングルマザーの日記

2024.1.21-25:笹塚を行き来する平日

12日の日記にたくさんのスターや読者登録ありがとうございます。
どうやら、はてな編集部おすすめブログに掲載していただいた様子。

このようにコメントまでつけて紹介していただいていて、しかも紹介いただいたページには「日々はてなブログを読んでいる編集部がおすすめする、キラリと光るブログ。」とあり、感激しました。エイミーちゃんの“あんバターサンド”のエピソードをきっかけに、このような笹塚という街にこだわったニッチな日記を読んでいただけたのがすごくうれしかったです。

更新できない日もありますが、今年の目標「欠かさず書く」を諦めずに、引き続き書いていきたいと思います。

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息子、父親の家に昼から火曜日の朝まで泊まりに。私は笹塚の恋人の家へ。前日つくったお餅を入れたお雑煮をつくって食べる。

夕方から彼は仕事に行き、私は息子と元夫と再合流して食事。元夫とは、以前よりも気遣いながら良い距離感で話せるようになった一方で、だんだん話がかみ合わない部分も増えてきた。13年間、私たちはどうやって会話していたのだろう。相手に関心が向かないと、話も理解できなくなってしまうものなのだろうか。

火曜から土曜は母親である私と過ごし、日曜と月曜を父親と過ごす息子はそれぞれにおかしいところがあるといい(さすが!)、でも「僕だから」それぞれとうまく話せるという。息子の方が大人だ。近々、元夫婦の二人だけで反省会をすることに。

二人は元夫の家へ、私は恋人の家へ。夜遅くに帰ってきた彼のリクエストでビーフシーチューをつくっておく。

彼の話はすんなり理解でき、私の話も通じるというのは、私が今、彼に心を向けているからなのか、それとも話が通じる人だから好きになったのか。一緒に乃木坂工事中を観て、寝る。

1.22
正月に帰省できなかったので、有休をとって笹塚から実家へ帰省。私の実家は湘南地域なので、これまで新宿から小田急湘南新宿ラインに乗って帰省していたのだけれど、笹塚からだと下北沢から乗るのが一番早いと気づく。

恋人の家から実家に帰省し、実家から恋人の家へ帰るのは不思議な感じ。明日は息子と暮らす家へ帰る。行き帰りで佐久間文子さんの「ツボちゃんの話」読了。

www.shinchosha.co.jp

1.23
有給明けで憂鬱な私に、恋人が朝食にお餅をつくることを提案してくれた。今度は慎重に水を入れて取り出し、配合もバッチリで、これまでで一番おいしくできた。最後にホームベーカリーの羽の部分に貼り付いてしまった餅を取り出し、残ったあんこを溶いた中に入れて食べると、おしるこになっておいしい。

夕食は息子のリクエストでシチューを作る。こちらはホワイトシチューをご所望。今週はシチュー三昧だ。

二階堂奥歯さんの「八本脚の蝶」を読み始める。20年ぶりに読み返した彼女の日記。ページをめくる手が止まらない。

こわがりでよわいのはかまわない(仕方がない)が、楽になろうと力任せに粗雑に何かを定義してはいけない。

二階堂奥歯『八本脚の蝶』2002年3月10日

www.kawade.co.jp

1.24
寝坊した……! 息子のお弁当を作れず反省。さらに会社でしかできない仕事があり、久しぶりに出勤。退勤後、笹塚の恋人の家に寄って返却する本をピックアップして図書館へ。

どんな憂鬱な日も図書館で本を借りた瞬間にたちまち元気になる。帰宅して、借りてきた本をリュックからざっと取り出し、つまみ食いをするように読みながら、まんべんなく眺めていく時間が至福。

借りてきたのは、異なる角度から坪内祐三像に触れたくなって、神藏美子さんの「たまもの」(文庫本は持っているが、単行本のみに収録されているという佐久間文子さんの写真が見たくて)、荒井晴彦映画の原作が読みたくなり「火口のふたり」(白石一文)と「花腐し」(松浦寿輝)を。今更だけど「あちらにいる鬼」と「福田村事件」も 観たい。

www.chikumashobo.co.jp

1.25
笹塚経由で出勤。行きは奥歯さんの本に夢中になって会社の最寄り駅のドアが閉まる寸前に気づいて慌てて降り、帰りは桜上水まで寝過ごしてしまった(最近、京王新線の笹塚止まりによく乗るので油断していた)。なんだかうまく電車に乗れなかった1日。