
9月に入って急に過ごしやすくなった。気温と湿度が少し下がっただけでこんなに体が楽になるのか。これはもう秋の空気ではないか。いや、さすがに「晩夏」かな。でも、もう秋ということにしてしまいたい。今後少々、夏に戻る日があっても仕方がないことにする! 思わずそんな風に思って浮かれてしまうぐらい私は秋が大好きだ。
甲州街道沿いを歩いていたら近所のバーのマスターにばったり会った。そのバーは先月初めて訪れて(その日のことは改めて書きたい)すっかり気に入り、立て続けに足を運んでいた店。この日の前日も残業帰りの彼と共に訪れていた。
夜会う人に朝から意外なところで会うとなんだか照れくさい。さらには「いつも二人とも仲良しだねえ」と言われ、ますます気恥ずかしい。名前を聞かれて答え、「覚えたから!」と手を振って去るマスターの背中に「また行きます」と返す。
近所に行きつけのバーができたなら、その街の一員だと胸を張って言える気がする。心の中で、甲州街道はもう秋、と「甲州街道はもう夏なのさ」の方のフレーズで歌った。
彼の家に帰って洗濯物を干す。久しぶりにベランダで過ごすのが気持ちいい昼間。今日はもう夕立の心配はなさそうだ。昨日よりも少し空が高い。
待ってるよ、秋。