笹塚diary

渋谷区笹塚と秋が好きすぎるシングルマザーの日記

2024.11.21-22:成立させない日記

日記祭で販売をお願いする本を無事、印刷所に入稿。自分の本をつくるのはこれが最初で最後になるかもしれないので、装丁は大好きな本やZINEを多く手がけていらっしゃる飯村大樹さんに思い切ってお願いしてみた。お忙しい中、ご対応いただいて恐縮。だけど勇気を出してお願いさせていただいて本当によかった!出来上がりがたのしみ。

本に収めた日記は10月31日まで。さて、11月からはどんな日記にしようか。

やっぱり短くても続けていく日記にはしたい。そして、これからは笹塚にいない日のことも書いていけそうな気がしている。

蟹の親子さんが『増補版「にき」』において、日記を続けるコツを聞かれた場合には「今日は書けない、ということすら書いてしまえばいいいと答えている」と書いていた。書ける時間が少しでもあるときは書いてみようと思う。

一日の中に、無理やり落とし所を用意しなくていいのが日記です。何か世の中、成立させようとしすぎている気がします。ごく普通の人の日記を「成立させる」ことなど、不可能に近いです。(P88 増補版「にき」より)

これも自分の課題。これまで成立させようとちょっと力んでいた気もする。そうなるとなかなか書けなくなるもの。日記なのだから意味のなさないものも書いていきたい。

11/21

外出してクライアントと打ち合わせ。帰ってきてからは、バタバタと仕事を片付けて元夫と息子と自転車屋へ、息子が誕生日プレゼントに欲しいといっている自転車を見に行く。

いつの間にこんなに自転車って高くなったのだろう。店頭にあった自転車は、ママチャリでも安くて2万円代からで、本人がほしいギア切り替え・自動ライトのものは4万円代にのる。電動ではないのに6万、8万の自転車もざらにある。ついこの間まで、西友で5000円で買った自転車に乗っていた気がするのに。

値段にとらわれず考えていいよ、とは言ったものの、息子もいろいろ見ているうちに迷いが出てきたようで、一度帰ってゆっくり考えたいと言い、パンフレットをもらって帰ってきた。

ファミレスで定例の食事をし、二人は向こうの家へ、私は笹塚へ。お取り寄せした「ゼリーのイエ」のゼリーを食べながら、「あいの里」を見た。『さまざまな経歴を持つ35歳以上の男女が、田舎の古民家で共同生活を送りながらパートナー探しに挑む』恋愛バラエティーショー

夢のゼリー!通常は一年半待ちだそう(キャンセルが出て買えた)

結婚・離婚経験者が半数以上だったり、還暦近いメンバーもいたりと、テラスハウスやバチェラーとは違う面白さがあるけれど、バラエティ色が強いのは気のせいだろうか。自分のようなアラフォー以上の恋愛というのは世間からこういう目で見られているのかと暗澹とした気持ちになり、また、世代の違う年下のパートナーが示す反応にも複雑な気持ちになった。

とはいえ、それでも続きが気になる。

11/22

朝から夜まで終日取材・撮影。差し入れで「まい泉」のかつサンドと海老サンドをもらってうれしい。

最後は女性経営者の方の取材だった。明るくにこやかで元気な方で、これまでの失敗談を話す時も楽しそう。反応がわかりやすいので全く不安にならない。そしてまっすぐ、素直に言葉を発しているのだろうと感じられる人だった。取材後、ライターさんと「最初はお仕事柄、笑顔を作るのが上手だと思ったけど、きっと本当に『ああいう方』なんでしょうね」と言い合う。私はやっぱり外に開いている人や、信頼できる人が好きだ。そして、やっぱり、経営者って人たらしだなあ、としみじみ。

若い人へのメッセージとして「興味がないことにこそ、積極的に触れていってほしい。興味があることは自然に触れられるものなので」と言っていて、本当にその通りだと思った。自分が作り上げたタイムラインでしか話せないのはちょっと残念。まだ十代の息子にも、知らない世界や多様な価値観を知るためにも、自分のフィールドの違う人とこそ触れ合ってほしいと思う。

そしてそれは自分自身もそう。歳をとるとどんどんコミュニティが狭くなる。共通言語のない人とはなかなか話せなくなる。昔は誘われたものには全部行ってみるという姿勢でいたが、子どもが生まれて出かけられる機会に制限ができると、なかなかそんなこともできなくなっていた。

夏に足を運んだタイポップスのイベントは、まったく興味のないイベントだったけれど、つきあい半分で行ってみたらおもしろく、まんまとはまってしまい、夏はタイポップスばかり聴いていた。自分の知らない世界にすっぽりはまるのは楽しい経験だった。いつかタイに行ってみたい。

朝から終日気を張り詰めていたので、帰宅してからはぐったり。持ち帰った「まい泉」を息子が大喜びして食べていた。